Journal. “All my thoughts are foresters.I have scarce a day-dream on which the breath of the pines has not blown,and their shadows waved.Shall I not therefore call my little book Forest Essays?” (Jannuary,1841)
R.W.Emerson “The Journals of Ralph Waldo Emerson”ラルフ・ウォルド・エマソン(Ralph Waldo Emerson,1803-1882)は。
アメリカにおける環境主義の起源として位置づけられている。
アメリカン・ルネッサンスを代表する思想家です

彼の思想を示すものとして。
論文『自然』が、最も多く引用されますが。
今回は、詩人としてのエマソンをみてみましょう

詩人としての彼の位置づけについて、
訳者の中村祥一は次のように述べています
英米でも、詩人としてのエマスンは、彼と同時代の詩人たちが急に名声をあげ、一躍して第一流の詩人となったのとはことなり、徐徐と其の価値を認められ、次第々々に愛讃されるようになった。
(中村祥一訳『エマスン詩集』「序」より) エマソンの詩作暦は、わずか10歳にもならないうちからはじまります

彼は、18世紀のイギリス作家の詩の真似をして、
つぎつぎと詩を書きました

詩作に熱中するあまり、
習字学校をわざとつづけてずる休みするほど

青年時代の彼が感銘を受けた文学者は。
コールリッジやワーズワース、カーライル、ゲーテでした

1834年、31歳のとき。
彼はニューイングランドの田舎町、コンコードに居を移しました

まずなによりもエマソンに喜びをもたらしたのが。
ウォールデン湖畔のシロマツ林でした

湖の対岸の広い谷地の果てには、岩山がもちあがっています。
そこから彼は。
ウォールデン湖はもちろんのこと。
リンカーンの森や農場、遠くフェアヘイブンを越えて、ノブスコットの山々を青く望み。
午後の陽光をうけて輝いている、川までも見ることができました

彼は、その喜びを次のように歌いました
If I could put my woods in song
And tell what's there enjoyed,
All men would to my gardens throng,
And leave the cities void.
My garden is a forest ledge
Which older forests bound;
The banks slope down to the blue lake-edge,
Then plunge to depths profound.
Self-sown my stately garden grows;
The wind, and wind-blown seed,
Cold April rain and colder snows
My hedges plant and feed.
R.W.Emerson “MY GARDEN”都会の近くで育ったエマソンは。
この時はじめて、真の自然と出会ったのでしょう

冒頭にも掲げたように。
エマソンは生涯、日記を書きつづけました

この時期の、彼の日記を見ると。
「すべてのものが新しい」出会いだったことが分かります
森のなかに入って行く者はだれでも、自分が森の中へ入った最初の人間のように思う。だれでも自分の気持ちと自分の世界とが新しくなるのだ。(1838年3月27日)すなわち。
森こそが、彼の最高の書斎。
夏の暑い日も、冬の吹雪いた時でも。
エマソンは森に出かけ、「自然」の真の姿を見つめつづけたのです


| ブログ内関連記事 |
昨日は嬉しい情報、ありがとうございました!
私もその後、検索し続けてはいたのですが見付からずι
「日本語版を見てみるしかないかなぁ」と諦めていました。
ミカ様は検索上手ですね!
しかも英語サイトだなんて w(◎o◎)wビックリ
教えていただいたページ、拝見しました。
http://www.afpc.asso.fr/wengu/wg/wengu.php?l=Tangshi&no=38
の “with wistful eyes” なんて…
字典片手の私の頭には なかなか浮かばない
素敵な訳し方だなぁと思いました。
ミカ様の “森こそが、彼の最高の書斎”
という表現も素敵ですね♪
考えてみれば、日本語サイトなんてほんの一握り。
ミカ様のように英語サイトも隔たりなく愉しめたなら
世界がぐっと広まりますね!
また様々な作品を英語の原文で愉しんでらっしゃること
いつも羨ましく、そしてブログを通じて
私も愉しませて頂けること嬉しく思っております (*^-^*)
これからも楽しみにしております☆